Caravan 2019

From Japanese society for quantitative biology

定量生物学の会 北海道キャラバン 2019 最新情報

定量生物学の会 北海道キャラバン 2019 参加登録

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定量生物学の会 北海道キャラバン 2019 要旨登録

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北海道キャラバン 2019の概要

目的

定量生物学の会は、定量的な解析から生命システムの定性的な性質を明らかにすることを 目指す生命科学について、その方向性や解決すべき点などを具体的な問題設定のもとで 議論する場として、2008年から本格的に活動を開始しました。今年で11年目を迎えます。 生命科学の幅広い領域から研究者が集い、オープンな雰囲気で議論を進めています。

今回、初めて北海道大学で行うキャラバン(定量生物学の会の遠征)では 3つの口頭セッションと、チュートリアル、ポスターセッションを企画しました。

セッションでは、定量するからこそ理解できる生物学に取り組んでいる方々はもちろん、 定量的な方法論を進めるために重要な自動化や工学技術を駆使した生物学、 さらに定量や数理的な理解が解明の鍵となる生命現象を扱っている研究者の方々に講演をお願いしました。 チュートリアルは、主にセッションの議論を深めるための体系的な知識の共有を目的にしていますが、 今回は液-液相分離の理論的背景、そして蛍光、多光子顕微鏡の技術開発についてお願いしました。 さらに参加者同士の交流を図るべく、ポスターセッションと懇親会も企画しています。

日時・場所 ・参加費

  • 日時:2019年11月6日(水)、11月7日(木)
  • 場所:北海道大学 北海道大学 創成科学研究棟 ホール
  • 参加費: 700円。希望者のみ別途、お弁当代と懇親会のアルコール代の実費をお支払いただきます。お支払い頂く項目は、全て、非課税扱いです(所属機関事務から問い合わせがあるかもしれません)。支払い手続きおよび領収書の発行はPaypal経由で行います。支払い期限は10/31です。
  • 参加上限人数: 会場の都合上90人程度を予定

キャラバン参加時の注意事項

  • 参加費・お弁当代・懇親会費について
    • 参加費等のお支払いは、paypalシステムのご利用をお願いします。方法についての詳しいご連絡は10月25日にメールにてお送りさせて頂きました。
      : 当日の支払受付は予定しておりません。
    • 領収書について
      • paypalシステムでは、受領書の自動発行が可能です。内訳ごとの金額が表示された印刷用pdfファイルが生成できます。
  • ネットワーク
    • to be announced
  • 情報掲示について
    • 会場にボードを設置します。ポスドク募集や学会情報などA4 1枚の掲示が可能ですのでぜひご利用ください。

企画プログラム

チュートリアル(2019年 11月6日午前)

  • チェアー:国田勝行(奈良先端大)、高木拓明(奈良医大)
  • 大友 康平(北大・電子研):「レーザー走査型蛍光顕微鏡の基礎, 光技術応用による機能向上 」
  • 舘野 道雄(東大・総合文化):「液-液相分離の物理の基礎」

セッション(2019年 11月6日午後、7日)

セッション1「生命現象の物理的理解(仮)」

  • チェアー: 広井賀子(山口東京理科大)
  • 柳澤 実穂(東京大・総合文化研究科):「細胞サイズ特異的な生体高分子溶液の相転移現象の解明から生命現象の物理的理解へ」
  • 佐藤 勝彦(北大・電子研):「細胞間の方向依存的な収縮力による上皮細胞の集団移動 」
  • 北村  朗(北大・先端生命科学研究院 ):「Transient state (TRAST) monitoringを用いた生細胞内RNAフォールドの解析 」
  • 車  兪澈(海洋研究開発機構):「(原理的には)100%定量解析を可能にする人工細胞研究」

セッション2「飛躍する定量化技術(仮)」

  • チェアー: 鈴木誉保(農研機構)
  • 柳川 正隆(理研):「GPCRの細胞内1分子動態から薬効を読み解く」
  • 神田 元紀(理研・BDR): 「汎用ヒト型ロボットによるiPS細胞培養の自動化・高度化・共有化」
  • ○石原 光則、杉浦  綾(農研機構・RCAIT): 「UAV空撮画像による大規模圃場の作物生長計測」 ○発表者

セッション3「定量生物学最前線(仮)」

  • チェアー: 鈴木団(阪大)
  • 中川 真一(北大・薬学):「定量的な考え方は長鎖ノンコーディングRNAの謎を解くか」
  • 山口 良文(北大・低温科学研究所)「哺乳類の冬眠の分子制御機構解明にむけたアプローチ」
  • 谷口 雄一(理研・BDR):「ヌクレオソーム分解能でのゲノム3次元構造の定量解析」
  • 木村 暁 (遺伝学研究所):「遠心偏光顕微鏡CPMを用いた細胞内の力の定量化」
  • 村田 隆(基礎生物学研究所):「2光子スピニングディスク共焦点顕微鏡を用いた3Dマルチカラー生細胞イメージング」

ショートトーク(2019年 11月6日午後、7日午前)

ショートトークセッション1

  • 春澤香苗(東京農工大)
  • 福島綾介(北大・生命科学)
  • 吉田藍子(北大・医学)

ショートトークセッション2

  • 設樂久志(北大・理学)
  • 中谷諒(慶応大)
  • 山登一輝(群大)

ポスターセッション(2019年 11月6日午後、7日午後)

発表形式

  • 口頭発表
    • 招待講演:発表25分+質疑応答5分(予定)
    • ショートトーク:発表7分+質疑応答2分+交代1分
  • 一般参加者の発表
    • 希望者のポスター発表と、ポスター発表からショートトークを選定します。

スケジュール

6日

  • 09:00-10:30 チュートリアル1
  • 10:45-12:15 チュートリアル2
  • 12:15-13:15 昼食
  • 13:15-13:30 オープンニング
  • 13:30-15:30 セッション1
  • 15:30-16:00 ショートトーク
  • 16:00-18:00 ポスター
  • 19:00- 懇親会@ベアレンヴァルト 札幌駅前店https://www.hotpepper.jp/strJ001042679/

7日

  • 10:00-11:30 セッション2
  • 11:30-12:00 ショートトーク
  • 13:30-16:00 セッション3
  • 16:00-17:00 ポスター
  • 17:00-17:30 全体討議
  • 17:30-17:40 閉会

キャラバン@北大 企画・運営 (あいうえお順)

  • 上原 亮太(北海道大学)
  • 北村 朗(北海道大学)
  • 小林 徹也(東京大学)
  • 塚田 祐基(名古屋大学)
  • 中岡 慎治(北海道大学)


  • 杉村 薫(京都大学)(経理担当)

共催・協賛・スポンサー

2019年キャラバンは 北海道大学数理・データサイエンス教育センター(MDSC)[1]との共催です。

問い合わせ先

Email: 2019qbio.caravan at gmail.com (迷惑メール対策のため@をatと表示しています。at を @ に置換してください)