Caravan 2019

From Japanese society for quantitative biology

定量生物学の会 北海道キャラバン 2019 最新情報

  • Newウェブサイトを作成しました (20180727)。

定量生物学の会 北海道キャラバン 2019 参加登録

参加登録開始は8月ごろを予定しています。

定量生物学の会 北海道キャラバン 2019 要旨登録

参加登録後にご連絡いたします。

北海道キャラバン 2019の概要

目的

定量生物学の会は、定量的な解析から生命システムの定性的な性質を明らかにすることを 目指す生命科学について、その方向性や解決すべき点などを具体的な問題設定のもとで 議論する場として、2008年から本格的に活動を開始しました。今年で11年目を迎えます。 生命科学の幅広い領域から研究者が集い、オープンな雰囲気で議論を進めています。

今回、初めて北海道大学で行うキャラバン(定量生物学の会の遠征)では 3つの口頭セッションと、チュートリアル、ポスターセッションを企画しました。

セッションでは、定量するからこそ理解できる生物学に取り組んでいる方々はもちろん、 定量的な方法論を進めるために重要な自動化や工学技術を駆使した生物学、 さらに定量や数理的な理解が解明の鍵となる生命現象を扱っている研究者の方々に講演をお願いしました。 チュートリアルは、主にセッションの議論を深めるための体系的な知識の共有を目的にしていますが、 今回は液-液相分離の理論的背景についてお願いしました。 さらに参加者同士の交流を図るべく、ポスターセッションと懇親会も企画しています。

セッション

要UPDATE: 本年度は、3つのセッションを企画しました。「技術が加速させる」では定量生物学の革新的技術について、「時空をまたぐ」では時間をキーワードに個体発生などの高次生命現象におけるタイミングの制御や時空間パターン発現について、「部分の総和を超える」では生命現象の様々な場面で現れる協同性とその本質について、それぞれの分野のフロントランナーを招待しご講演いただきます。また、これまで好評だったショートトーク(一般参加者の中から短めの発表をお願いする企画)を継続します。

チュートリアル

要UPDATE:本年度は、学際研究に必要な共通言語を学ぶという定量生物学の会のチュートリアルの原点に立ち返り、年会セッションの講演をより深く理解するための基礎知識の提供を目的としたチュートリアルを企画しました。「学習理論入門」は逆強化学習や機械学習を用いた講演に、「力学計測・モデリングの基礎」はオルガネラや細胞、組織の力学を取り扱う講演にそれぞれ対応しています。チュートリアル終了後の昼食時間には、演者を囲んで歓談できるテーブルを設ける予定です。

日時・場所 ・参加費

  • 日時:2019年11月6日(水)、11月7日(木)
  • 場所:北海道大学 北海道大学 創成科学研究棟 ホール
  • 参加費: 例年程度(2000~3000円)を予定。希望者のみ別途、お弁当代と懇親会のアルコール代の実費をお支払いただきます。支払い手続きおよび領収書の発行はPaypal経由で行います。
  • 参加上限人数: 100人程度を予定

キャラバン参加時の注意事項

今後更新していきます。

  • 例年と異なり、チュートリアルのみの参加登録は不要です。チュートリアルのみの参加の場合、参加費は無料で、ポスター発表の必要もありませんが、年会セッションの聴講はできませんのでご注意ください。
  • 会場アクセス
    • to be announced
  • 会場
    • to be announced
  • 参加費・お弁当代・お酒代について
    • 参加費等のお支払いは、paypalシステムのご利用をお願いする予定です。方法についての詳しいご連絡は10月にメールにてお送りさせて頂きます。
      : 当日の支払受付は予定しておりません。
    • 領収書について
      • paypalシステムでは、受領書の自動発行が可能です。内訳ごとの金額が表示された印刷用pdfファイルが生成できます。
  • ネットワーク
    • to be announced
  • 情報掲示について
    • 会場にボードを設置します。ポスドク募集や学会情報などA4 1枚の掲示が可能ですのでぜひご利用ください。

企画プログラム

要UPDATE

チュートリアル(2019年 1月13日午前)

  • 小林徹也(東大)「定量生物学のための学習理論入門」
  • 杉村 薫(京大)+石原秀至(東大)「定量生物学における力学計測・モデリングの基礎」

セッション(2019年 1月13日午後、14日)

セッション1「時空をまたぐ」

  • チェアー: 村田隆(基生研)+木村暁(遺伝研)
  • 進藤麻子(名大)「組織形態を決める細胞骨格の時空間制御」
  • 小田祥久(遺伝研)「細胞壁パターン形成」
  • 深谷雄志(東大)「エンハンサーによる転写制御動態」
  • 井上 梓(理研)「母性ヒストンによる新しいゲノム刷り込み機構」

セッション2「技術が加速させる」

  • チェアー: 国田勝行(奈良先端大)
  • 深澤愛子(京大)「蛍光イメージングの限界を打破するための新奇な色素分子の設計」
  • 太田禎生(東大)「機械学習が駆動する画像無しイメージングフローサイトメトリー」
  • 本田直樹(京大)+池田宗樹(名大)「動物の行動戦略を解読する逆強化学習法と線虫行動への応用」

セッション3「部分の総和を超える」

  • チェアー: 高木拓明(奈良医大)
  • 谷本博一(横市大)「細胞の物理2019」
  • 青木一洋(基生研)「細胞集団運動と非平衡輸送現象の接点」
  • 川口喬吾(理研)「多細胞現象の非平衡物理」

ショートトーク(2019年 1月13日午後)

ショートトークセッション1

  • 萩原 将也(大阪府大)In vitro – in silico interface platform による三次元分岐パターン形成メカニズムの定量解析
  • 須崎 大地(横市大)被子植物の重複受精機構を支える助細胞機能の定量的解析に向けて

ショートトークセッション2

  • 尾崎 遼(筑波大)遺伝子発現とエンハンサー活性のシングルセル同時測定
  • 源城 拓哉(京大)ダイヤモンド量子センサを用いた生体分子の定量的動態計測

ポスターセッション(2019年 1月13日午後、14日)

発表形式

  • 口頭発表
    • 招待講演:発表25分+質疑応答5分
    • ショートトーク:発表11分+質疑応答3分+交代1分
  • 一般参加者の発表
    • 原則的にポスター発表をお願いします
    • ポスター発表の目的は、参加者がお互いに何をやっているのか、もしくは、参加者のお互いの顔がわかるようにすることです。発表できるような結果が出ていない学生や、研究室の都合で詳細な内容を発表できない参加者も想定されますが、そのような場合は、自分が何をやりたいかを説明するようなポスター発表でも構いません。実際、これまでの年会において研究提案中心のポスターがありました。ぜひ積極的にご参加ください。
    • ポスターボードは縦210cm*横90cmです。
    • ポスター掲示の開始時間は13日昼過ぎを予定しています。ポスターは14日14時までに撤去していただきますようお願いいたします。

スケジュール

13日

  • 9:00 レジストレーション開始
  • 9:45-12:00 チュートリアル(小林徹也、杉村薫+石原秀至)
  • 12:00-13:00 昼食
  • 13:00-13:30 オープニング
  • 13:30-14:30 セッション1「時空をまたぐ」前半
  • 14:30-15:00 ショートトークセッション1
  • 15:00-16:30 ポスターセッション
    • 15:00-15:30 奇数
    • 15:30-16:00 偶数
  • 16:30-17:30 セッション1「時空をまたぐ」後半
  • 17:30-18:00 ショートトークセッション2
  • 18:00-21:00 懇親会兼ポスターセッション

14日

  • 10:00-11:30 セッション2「技術が加速させる」
  • 11:30-14:00 昼食兼ポスターセッション
    • 13:00-13:30 偶数
    • 13:30-14:00 奇数
  • 14:00-15:30 セッション3「部分の総和を超える」
  • 15:30-16:00 総合討論

第九回年会 企画・運営 (あいうえお順)

  • 国田 勝行 (奈良先端科学技術大学)
  • 杉村  薫 (京都大学)
  • 鈴木  団 (大阪大学)
  • 平島 剛志 (京都大学)

共催・協賛・スポンサー

本年会の開催費の一部は、LPixel Inc.(エルピクセル株式会社)、文部科学省新学術領域研究「脳構築における発生時計と場の連携」、先端バイオイメージング支援プラットフォーム (ABiS) からのサポートをうけ運営しております。

問い合わせ先

Email: qbio.2018 at gmail.com (迷惑メール対策のため@をatと表示しています。at を @ に置換してください)