2019 caravan session2
From Japanese society for quantitative biology
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セッション2 「飛躍する定量化技術(仮)」11/7午前
10:00-11:30
Chair: TBA
10:00-10:30
- 柳川 正隆(理研):
- 要旨:
- 参考文献
- 1.
10:30-11:00 汎用ヒト型ロボットによるiPS細胞培養の自動化・高度化・共有化
- 神田 元紀(理研・BDR)
- 要旨:多くの基礎研究は熟練技術者の匠の技によって支えられており、抱える暗黙知の開放、教育コストの解消が急務である。本研究では、iPS細胞の分化誘導をモデル実験として、汎用ヒト型ロボットLabDroid「まほろ」への匠の培養手技の写し取りを試みた。まず、ヒトiPS細胞から網膜色素上皮細胞への分化誘導培養のプロトコルをLabDroid「まほろ」に実装し、播種・培地交換・継代操作を伴う分化誘導に成功した。次に、ロボットにとってより最適な分化誘導パラメータを機械的に探索したところ、いくつかの生化学的指標および顕微鏡観察による形態観察において、熟練培養技術者と同等の評価値を示す実験条件を得た。ロボットが匠相当の手技を獲得したということは、熟練した培養技術をもたない研究者でも匠相当の品質の分化誘導細胞を用いた研究を実施できる環境が実現した、ということを意味する。本研究のほかにも、すべての研究者がオープンかつフラットに第一線の技術を使うことができる次世代型実験環境の概要とその開発状況を紹介するとともに、その先に拓かれるサイエンスの未来について議論したい。
- 参考文献
11:00-11:30
- 杉浦 綾(農研機構・RCAIT)
- 要旨:
- 参考文献
北海道キャラバン2019ウェブサイト