2019 caravan tutorial
From Japanese society for quantitative biology
チュートリアル 11/6午前
9:00-10:30
9:00-10:30 「液-液相分離の物理の基礎」
- 舘野 道雄(東大・生産研):
- 要旨:近年、液-液相分離が膜を持たない細胞小器官の形成に主要な役割を果たすことが相次いで報告され、物理学・生物学・医学など広い分野で注目を集めている。本チュートリアルでは、液体の相分離現象として最も基礎的かつ理解の進んでいる、2成分単純液体混合系の相分離の物理について概説する。具体的には、2成分単純液体混合系の熱力学、不安定化機構、相分離ドメインの粗大化則の3点について説明する。特に、分子スケールの運動と粗視化モデルの対応が、直感的に把握できるように心がける。時間が許せば、コロイド分散系や高分子溶液系といった、複雑液体の相分離にみられる粘弾性効果についても触れる。
- 参考文献
- 1.
10:45-12:15 「レーザー走査型蛍光顕微鏡の基礎, 光技術応用による機能向上 」
- 大友 康平(北大・電子研):
- 要旨:
- 参考文献
北海道キャラバン2019ウェブサイト