Difference between revisions of "年会2009チュートリアル1"

From Japanese society for quantitative biology
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===まず何を知るべきか、そして何をするべきか。生物学における画像解析に必要な知識と実際の運用===
 
===まず何を知るべきか、そして何をするべきか。生物学における画像解析に必要な知識と実際の運用===
 
* 講演者:土居 智和、 塚田 祐基
 
* 講演者:土居 智和、 塚田 祐基
* アブストラクト:ライブセルイメージングの発展に伴って、得られた大量の画像を効果的に処理する必要が高まっている。ここでは、まったく画像処理に関する知識のない人間が、今日から画像処理をするために何を知るべきか、そして実際に手を動かすために何をするべきかを提案する。画像処理に限らず、情報処理技術は時代と供に移り変わるため、例えばファイルの形式に対しての体系的な知識を得られる機会は案外と少ない。さらに、画像処理技術は広範で、生物学的な問題意識に対応した説明を得ることもなかなか難しい。ここでは生物学者が実際に手を動かすために必要な知識を、体系的にまとめることを目指す。
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:アブストラクト:ライブセルイメージングの発展に伴って、得られた大量の画像を効果的に処理する必要が高まっている。ここでは、まったく画像処理に関する知識のない人間が、今日から画像処理をするために何を知るべきか、そして実際に手を動かすために何をするべきかを提案する。画像処理に限らず、情報処理技術は時代と供に移り変わるため、例えばファイルの形式に対しての体系的な知識を得られる機会は案外と少ない。さらに、画像処理技術は広範で、生物学的な問題意識に対応した説明を得ることもなかなか難しい。ここでは生物学者が実際に手を動かすために必要な知識を、体系的にまとめることを目指す。
  
(後半担当・土居智和)ImageJとMATLABを使った蛍光変化率の計算
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===ImageJとMATLABを使った蛍光変化率の計算===
 
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*講演者:後半担当:土居智和
細胞刺激前と刺激後の2つの画像ファイルから蛍光変化率を計算して、疑似カラーで表示するまでの一連の解析をImageJとMATLABでデモストレーションする。ファイルの読込のトラブルシューティング、画像数値の計算、疑似カラーの表示について一歩一歩説明を行う。
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:細胞刺激前と刺激後の2つの画像ファイルから蛍光変化率を計算して、疑似カラーで表示するまでの一連の解析をImageJとMATLABでデモストレーションする。ファイルの読込のトラブルシューティング、画像数値の計算、疑似カラーの表示について一歩一歩説明を行う。

Revision as of 06:45, 17 December 2008

第一回年会 (チュートリアル1)画像解析入門

  • 企画担当者:塚田祐基、土居智和

チュートリアルの詳細

まず何を知るべきか、そして何をするべきか。生物学における画像解析に必要な知識と実際の運用

  •  講演者:土居 智和、 塚田 祐基
アブストラクト:ライブセルイメージングの発展に伴って、得られた大量の画像を効果的に処理する必要が高まっている。ここでは、まったく画像処理に関する知識のない人間が、今日から画像処理をするために何を知るべきか、そして実際に手を動かすために何をするべきかを提案する。画像処理に限らず、情報処理技術は時代と供に移り変わるため、例えばファイルの形式に対しての体系的な知識を得られる機会は案外と少ない。さらに、画像処理技術は広範で、生物学的な問題意識に対応した説明を得ることもなかなか難しい。ここでは生物学者が実際に手を動かすために必要な知識を、体系的にまとめることを目指す。

ImageJとMATLABを使った蛍光変化率の計算

  • 講演者:後半担当:土居智和
細胞刺激前と刺激後の2つの画像ファイルから蛍光変化率を計算して、疑似カラーで表示するまでの一連の解析をImageJとMATLABでデモストレーションする。ファイルの読込のトラブルシューティング、画像数値の計算、疑似カラーの表示について一歩一歩説明を行う。