From Japanese society for quantitative biology

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第二回年会 (チュートリアル5)理論生物学の眺め方

最新情報

第1回年会の内容を一部改訂してお話する予定です。

背景と目的

分子生物学は私たちの生命現象の理解に大きく貢献してきました。しかし、分子と分子が→でつながったダイアグラムだけが生命を表現する方法でしょうか。最近になって、分子生物学的生命観からの揺り戻しとして、生命科学の各分野で数理・情報論を取り入れて生命現象のダイナミクスを捉える研究の流れが起こっています。しかし、分子細胞生物学を専門とする研究者にとって、自らの研究と数理科学を融合させることは容易ではありません。例えば、以下に挙げたような基本的な内容も正しく理解されていないことがしばしばあります。
・理論解析と数値計算をどのように使い分けるか。
・注目スケールより速いスケールをあらわに含まないモデルを構築する。
そこで、本講義では、理論生物学研究の前提事項を説明することで、理論生物学を眺める際の手引きを提供することを目指します。

注意事項

ごく初歩的な内容を扱います。第1回年会チュートリアル3の内容を一部改訂してお話しする予定です。

構成(091203)

  • 現象の記述、解析に関する基礎的なこと
    • 注目するスケールによって適切な記述様式がある
    • モデルの自由度について-縮約
  • 理論生物学の地図
    • 理論解析と数値計算の関係を理解する
  • 一般的な構造を見いだす
    • 力学系基礎
  • 理論生物学の縦糸・横糸(具体的な研究例を取り上げて)
  • 生物理論を理解するために必要な基礎知識の勉強方法(教科書を挙げつつ)
    • 自分の研究テーマに関連する物理や情報論、制御工学などから始める
    • 合わせてシステム生物学や力学系の教科書を読むのもよいだろう

企画担当者

  • 杉村 薫 (理研・基礎科学特別研究員)
  • 石原 秀至(東大総合文化、JST・さきがけ)

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