第九回年会

From Japanese society for quantitative biology

定量生物学の会 第九回年会 最新情報

  • ウェブサイトを作成しました (20180727)。

定量生物学の会 第九回年会 参加登録

参加登録開始は10月半ばを予定しています。このウェブサイトおよび定量生物学の会やその他のMLでお知らせします。

参加登録ページへ

定量生物学の会 第九回年会 要旨登録

参加登録後、11月頃にポスター発表の要旨登録のご案内を差し上げます。一般参加は原則的にポスター発表が必須ですのでご注意ください。

招待講演者の皆さんには別途ご連絡差し上げます。

第九回年会の概要

目的

定量生物学の会は、定量的な解析から生命システムの定性的な性質を明らかにすることを目指す生命科学について、その方向性や解決すべき点などを具体的な問題設定のもとで議論する場として、2008年から本格的に活動を開始しました。生命科学の幅広い領域から研究者が集い、オープンな雰囲気で議論を進めています。 年会では、「定量的な生命科学のあり方」を模索するにあたり、参加者1人1人に情報を発信していただき、情報を相互に交換することを重視したいと考えています。そのため、参加者全員に口頭発表もしくはポスター発表をお願いしています。

セッション

本年度は、3つのセッションを企画しました。「技術が加速させる」では定量生物学の革新的技術について、「時空をまたぐ」では時間をキーワードに個体発生などの高次生命現象におけるタイミングの制御や時空間パターン発現について、「部分の総和を超える」では生命現象の様々な場面で現れる協同性とその本質について、それぞれの分野のフロントランナーを招待しご講演いただきます。また、これまで好評だったショートトーク(一般参加者の中から短めの発表をお願いする企画)を継続します。

チュートリアル

本年度は、学際研究に必要な共通言語を学ぶという定量生物学の会のチュートリアルの原点に立ち返り、年会セッションの講演をより深く理解するための基礎知識の提供を目的としたチュートリアルを企画しました。「学習理論入門」は逆強化学習や機械学習を用いた講演に、「力学計測・モデリングの基礎」はオルガネラや細胞、組織の力学を取り扱う講演にそれぞれ対応しています。チュートリアル終了後の昼食時間には、演者を囲んで歓談できるテーブルを設ける予定です。

日時・場所 ・参加費

  • 日時:2019年1月13日(日)、1月14日(祝)
  • 場所:大阪大学吹田キャンパス 銀杏会館(チュートリアルと年会)
  • 参加費: 2700円を予定。希望者のみ別途、お弁当代と懇親会のアルコール代の実費をお支払いただきます。支払い手続きおよび領収書の発行はPaypal経由で行います。
  • 参加上限人数: 132人+補欠5人を予定

年会参加時の注意事項

今後更新していきます。

  • 会場アクセス
    • 阪大吹田キャンパスへのアクセス
      • 【モノレール】万博記念公園駅で彩都線(国際文化都市モノレール線)に乗り換え、阪大病院前下車 徒歩約10-15分
      • 【JR】茨木駅から 茨木駅から近鉄バスで 「阪大病院・阪大本部前」行きに乗車。終点「阪大本部前」下車。徒歩約5分
      • 【私鉄】阪急千里線 北千里駅(終点)下車 東へ徒歩 医学部(医学科)徒歩約30分
      • 【私鉄】北大阪急行線千里中央駅から、阪急バスで「阪大本部前行」または「茨木美穂ヶ丘行」で「阪大医学部前」で下車。徒歩約5分
      • 【バス】 阪急バス 北大阪急行千里中央駅から阪急バス「阪大本部前行」または「茨木美穂ヶ丘行」で「阪大医学部前」で下車。徒歩約5分。近鉄バス 阪急茨木市駅から近鉄バス「阪大本部前行」(JR茨木駅経由)で「阪大本部前」下車。徒歩約5分
    • 阪大吹田キャンパスマップ
      銀杏会館: 11番
  • 会場
    • 会場の電源の数が非常にかぎられますので、予め御了承ください。
    • 銀杏会館は全館禁煙です(出入口外側や駐車場においても喫煙禁止)。
    • 温度調整がしやすい服装でお越し下さい。

企画プログラム

チュートリアル(2019年 1月13日午前)

  • 小林徹也(東大)「定量生物学のための学習理論入門(仮)」
  • 杉村 薫(京大)+石原秀至(東大)「定量生物学における力学計測・モデリングの基礎(仮)」

セッション(2019年 1月13日午後、14日)

  • セッション1「時空をまたぐ」
    • 進藤麻子(名大)「組織形態を決める細胞骨格の時空間制御」
    • 小田祥久(遺伝研)「細胞壁パターン形成」
    • 深谷雄志(東大)「エンハンサーによる転写制御動態」
    • 井上 梓(理研)「世代をまたぐ新しいゲノム刷り込み機構」
  • セッション2「技術が加速させる」
    • 深澤愛子(名大)「古典的色素骨格の限界を超える蛍光色素の分子設計」
    • 太田禎生(東大)
    • 本田直樹(京大)+池田宗樹(名大)「動物の行動戦略を解読する逆強化学習法と線虫行動への応用」
  • セッション3「部分の総和を超える」
    • 谷本博一(横市大)「細胞の物理2019」
    • 川口喬吾(理研)「多細胞現象の非平衡物理」
    • 青木一洋(基生研)「細胞集団運動と非平衡輸送現象の接点」

ショートトーク(2019年 1月13日午後)

提出していただいたポスター発表要旨をもとに一般参加者の中から選ばれた方々にショートトークをお願いする予定です。

ポスターセッション(2019年 1月13日午後、14日)

発表形式

  • 口頭発表
    • 招待講演:発表25分+質疑応答5分
    • ショートトーク:TBA
  • 一般参加者の発表
    • 原則的にポスター発表をお願いします
    • ポスター発表の目的は、参加者がお互いに何をやっているのか、もしくは、参加者のお互いの顔がわかるようにすることです。発表できるような結果が出ていない学生や、研究室の都合で詳細な内容を発表できない参加者も想定されますが、そのような場合は、自分が何をやりたいかを説明するようなポスター発表でも構いません。実際、これまでの年会において研究提案中心のポスターがありました。ぜひ積極的にご参加ください。

スケジュール

  • 13日午前
    • チュートリアル(小林徹也、杉村薫+石原秀至)
  • 13日午後
    • オープニング
    • セッション1「時空をまたぐ」(ポスターセッションをはさんで前半と後半に分けて)
    • ポスターセッション
    • 懇親会兼ポスターセッション
  • 14日午前
    • セッション2「技術が加速させる」
  • 14日午後
    • 昼食兼ポスターセッション
    • セッション3「部分の総和を超える」
    • 総合討論

第九回年会 企画・運営 (あいうえお順)

  • 国田 勝行 (奈良先端科学技術大学)
  • 杉村  薫 (京都大学)
  • 鈴木  団 (大阪大学)
  • 平島 剛志 (京都大学)

共催・協賛・スポンサー

本年会の開催費の一部は、LPixel Inc.(エルピクセル株式会社)、文部科学省新学術領域研究「脳構築における発生時計と場の連携」、先端バイオイメージング支援プラットフォーム (ABiS) からのサポートをうけ運営しております。

問い合わせ先

Email: qbio.2018 at gmail.com (迷惑メール対策のため@をatと表示しています。at を @ に置換してください)