第一回年会

From Japanese society for quantitative biology

定量生物学の会 年会 最新情報

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定量生物学の会 第一回年会 参加登録

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定量生物学の会 第一回年会 要旨登録

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第一回年会の概要

目的

第一回年会は、定量的な研究にかかわる若手研究者、および定量的な研究を始めたいと考える研究者が、具体的な方法論や技術、そして研究の方向性などをオープンな形で議論することを目的としています。「定量的なアプローチのあり方」を模索するにあたり、参加者一人一人に情報を発信していただき、情報を相互に交換することを重視したいと考えています。そのために、参加者全員が口頭発表もしくはポスター発表をするという形式を採用します。

テーマ

Be the change that you want to see in the world (by Mahatma Gandhi)

プログラム企画について

これまでの準備会での経緯を参加者と共有するため、3つのセッションは準備会での発表内容を踏まえたセッションを企画しています。

また、定量的な研究に必要となる新しい技術を知るために、テクノロジーに関するセッションを1つ、そして若手らしい実験的な企画として、実験・理論の融合研究を共同で実現した二人の研究者によるペアプレゼンテーションのセッションを1つ企画しています。

加えて、パネルセッションでは、各分野を代表するコアメンバーによるトリガートークを軸に、 定量生物学の意義、具体的なアプローチの方法、そして、トップダウン的な研究推進体制との連携 、分野融合型研究の環境整備などについて議論したいと考えています。

日時・場所・参加費・参加人数・参加者統計

  • 会場: 東京大学生産技術研究所(駒場)An棟 コンベンションホール・会議室
  • 開催日: 2009年1月10日(土)、11日(日)、12日(月:休日)
  • 参加費: 1500円(お茶代・軽食代など実費)
  • 参加上限人数:100人(ポスター発表者)+約15人(オーラル発表者)
  • 参加者 統計(分野)
    • 分子・細胞生物学 27.1%
    • 発生・進化生物学 21.4%
    • 生物物理学(実験系)&イメージング 15.0%
    • 神経生物学 10.7%
    • 理論生物学&情報 13.6%
    • 工学系&マイクロデバイス 4.3%
    • 化学系 1.4%
    • その他 6.4%
  • 参加者 統計(肩書/身分構成)
    • Ph.D, 助教, 研究員 52.1%
    • 学生 30.0%
    • 教員(PI, 准教授) 15.0%
    • その他 2.9%

企画プログラム

チュートリアル・WS(1月10日開催)

  • (チュートリアル1)画像解析入門
    • 企画担当者:塚田祐基、土居智和
      • まず何を知るべきか、そして何をするべきか。生物学における画像解析に必要な知識と実際の運用(more)。
  • (チュートリアル2)画像解析アドバンス
    • 企画担当者:小林徹也、塚田祐基
    • 講演者: 塚田祐基、朽名 夏麿、加藤 輝、小林 徹也
      • 時系列画像からの形態変化の定量・・・問題と解決方法(塚田)(more)
  • (チュートリアル3) 実験家向け理論の基礎
    • 企画担当者:杉村薫・石原秀至
  • (ワークショップ) A matter of wetting in the quantitative biology
    • 企画担当者: 原田崇広・小林徹也(補助)
      • これからウェットな研究にも取り組んでみたいドライ(理論・情報)の研究者に向けた、理論ベースの研究者が中心となっている実験研究のケーススタディ。また、理論・情報研究者が実験に深くかかわる意義などについての意見交換 (more)。

セッション(1月11日、12日開催)

パネルディスカッション (12日開催)

  • トリガートーク(3分x10人:30分)
    • 司会:黒澤 元
    • テーマ:なぜ定量的な研究を始めたのか?どうやって始めたのか?
    • トリガートーク 講演者
      • 発生:荒田幸信、杉村薫
      • 細胞:木村暁、青木一洋、広井賀子
      • 生物物理:澤井哲、高木拓明(理論も兼任)
      • 理論:小林徹也
      • 情報:舟橋啓、二階堂愛
  • パネルディスカッション
    • 司会:黒澤 元
    • パネリスト
      • トリガートークの講演者+藤森俊彦、鈴木誉保
    • 議題
      • 定量生物学の意義について
      • 定量的な生物学への具体的なアプローチ方法。
      • トップダウン的な研究推進体制との連携 ・環境整備

その他の企画(1月11日、12日開催)

  • ポスターセッション
  • ポスターガイド
    • ポスターのセクション分けなどの説明
  • 懇親会
    • ポスターセッションと併設。ポスター会場で酒類を販売予定。

発表形式

  • 口頭発表
    • 一人30分(20分発表+ 5分提言 + 5分質疑)
  • 一般参加者の発表
    • 原則すべてポスター発表をお願いします
    • ポスター発表の目的は参加者がお互いに何をやっているか?や参加者のお互いの顔がわかるようにすることです。ただ、発表できるような結果がまだ出ていない学生や、研究室の都合で詳細な内容を発表できない参加者も想定されます。そのような場合は、内容は自分が何をやりたいかを説明するようなポスター発表でも、構いません。ぜひ積極的にご参加ください。

スケジュール

1月10日(チュートリアル・WS)

11:00-12:00    (チュートリアル)画像解析入門
企画担当者:塚田祐基、土居智和
13:00-14:30 (チュートリアル)画像解析アドバンス
企画担当者:小林徹也、塚田祐基
15:00-17:00 (チュートリアル) 実験家向け理論の基礎
企画担当者:杉村薫・石原秀至
17:00-19:00 (ワークショップ)A matter of wetting in the quantitative biology
企画担当者:原田崇広・小林徹也(補助)
19:00- 有志で懇親会

1月11日(年会初日)

10:00-10:30    導入・これまでの会の活動について経緯説明・会場利用の注意点
10:30-12:00 セッション1(定量発生生物学)
木村暁:細胞内空間配置のデジタル化とデジタル細胞を用いた仮説の検証(仮題)
中村哲也:左右決定機構とそのrobustness(仮題)
藤森俊彦:ほ乳類初期発生研究に必要とされる定量生物学とは?
12:00-12:05 ポスターガイダンス
12:05-13:00 昼食
13:00-15:00 ポスターセッション1
15:00-16:30 セッション2(硬派定量生物学)
笠井倫志:GPCRモノマー・ダイマーの直接観察:1分子蛍光法を用いて平衡のパラメーターを完全に調べる
青木一洋:細胞内情報伝達系の定量的反応パラメーター測定と数理モデル構築
中嶋正人:概日時計システム研究における生化学的アプローチ
16:45-18:15 セッション3(実験・理論融合研究のペアプレゼンテーション)
広井賀子・舟橋啓: in vivo oriented simulation
佐藤雅之・高木拓明ペア: 細胞の自発運動を巡る自発的協同研究
鵜飼英樹・小林徹也ペア: 融合型研究による慨日リズムSingularity現象の動作機構解明
18:15-20:00 ポスターセッション2(兼 懇親会)

1月12日(年会2日目)

10:00-12:00    セッション4(定量生物学の要素技術)
今村博臣:細胞内のATP動態を可視化するためのプローブ開発と計測(仮題)
上野匡: 細胞内生理活性分子を可視化する有機小分子プローブの開発
木村啓志: MEMS技術を応用した細胞機能測定
原田伊知郎:
12:00-13:00 昼食
13:00-14:30 セッション5(定量細胞生物学)
北村朗: 分光イメージング手法を用いて細胞内タンパク質の凝集体形成を解析する
原田崇広: 細胞機能の遅いダイナミクス
澤井哲: 粘菌細胞の相転移的振る舞いと分子ゆらぎ
14:30-17:00 パネルディスカッション

第一回年会 企画・運営 (あいうえお順)

  • 黒澤 元(東京大学)
  • 小林徹也(東京大学)
  • 杉村 薫(理化学研究所)
  • 舟橋 啓(慶應義塾大学)
  • 前多裕介(ロックフェラー大学)

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本年会の開催費の一部は文部科学省新学術領域研究「遺伝情報発現・収納・継承の時空間場(遺伝情報場)」からサポートをうけています。

「遺伝情報場」は染色体やその周辺環境の動態・物性など新たな観点から遺伝情報制御を捉える研究を展開しており、関連分野での若手研究者の活躍を応援します。

問い合わせ先

Email
q.biology at gmail.com

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